フォトクロミック染料について

フォトクロミック染料は、結晶性粉末の形状をした合成染料です。太陽光または300〜360nmのUV照射により発色し、UV源を取り除くと無色に戻ります。異なる色のフォトクロミック染料を混合することで、様々な種類の色を作ることが出来ます。フォトクロミック染料は、様々なプラスチック(PVC、PVB、PP、CAB、EVA、ウレタン、アクリル樹脂)、塗料およびインクに使用でき、押出成型、射出成型、鋳造、インクへの溶解等の加工も可能です。また、多くの有機溶剤に可溶です。

<色の種類>

ダークパープル
ブルーミディアム
スカイブルー
ロイヤルブルー
ダークブルー
ターコイズ
ゴールド
オレンジ
ローズ
チャコール
プラム
ファイヤーレッド
ブライトレッド
ローズレッド
赤紫
プラムレッド
マゼンタ
灰色

※ブレンドすることにより、上記以外の色を作る事もできます。

<保存と取扱い>

フォトクロミック染料は、冷暗所保存することで優れた安定性を示します。

<耐久性>

フォトクロミック染料は、使用される基材や溶剤に非常に大きな影響を受けます。使用される基材や溶剤の種類により染料の発色具合や応答性能が変化し、同一のフォトクロミック染料が使用された場合でも、溶剤や基材の種類により活性化後の色や応答性能が異なることがあります。

<混合方法>

フォトクロミック染料は、一般的に知られる殆どの混合方法で混合する事ができます。

<耐光性>

フォトクロミック染料は、紫外線に長時間晒されると分解します。ただし、耐光性については、使用される溶剤や基材、または添加剤の影響によって変化します。

<耐熱性>

フォトクロミック染料は、短時間であれば180℃〜240℃の範囲で加工可能です。

<耐薬品性>

フォトクロミック染料は、様々な種類の有機溶剤に溶解する事ができます。

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