フォトクロミック顔料について

フォトクロミック顔料は、粉末状のマイクロカプセルの形状をしております。この顔料の粉末は不活性状態では無色で、紫外線を照射されると発色します。この顔料は、太陽光および365nmのブラックライトにも反応します。

<色の種類>

オレンジ

※上記以外の色もブレンドする事で作ることができます。

<物性値>

固形分  : 98%±2%
粒 径  : <7μ

<保存と取扱い>

フォトクロミック顔料は、一般的な顔料よりも溶剤、紫外線、pH、せん断力および温度の影響を受けやすい為、実用化の前には必ず十分な試験を行う必要があります。

フォトクロミック顔料は、冷暗所で保存すると優れた安定性を示します。長時間紫外線や高温に晒されるとその機能が損なわれます。25℃以下で保存してください。但し、冷凍するとカプセルが損傷されるため、冷凍では保存しないでください。

<分散方法>

フォトクロミック顔料を、分散させるには、3本ロールミルの使用をお勧めします。ボールミルやビーズミルはせん断エネルギーが大きすぎる為、マイクロカプセルが破壊されてフォトクロミック機能が失われます。

<耐光性>

フォトクロミック顔料は、長時間紫外線に晒されると分解します。UVカット剤はこの顔料の特性を妨げるので使用しないでください。

<耐熱性>

何種類かの色は、高温状態が継続すると時間の経過とともに分解速度が増大する傾向があります。

<耐薬品性>

フォトクロミック顔料は、様々な種類の非水性インクに使用されます。しかし、使用する溶剤の種類によって耐久性が異なります。アルコールやアセトン等の極性溶媒はマイクロカプセルの壁面を損傷するので、使用を避けてください。

このテクニカルデータシートに収載されている情報は、当社の経験的知見と様々な文献から得られたデータから蓄積されたものです。当該情報は正確なものではありますが、その完璧性あるいは正確性を何ら保証するものではありません。当社の製品を使用して試験を行う場合には、条件設定を十分検討することをお薦めいたします。また、記載された情報の信頼性は、環境や条件によって変化するものであることをご理解ください。従いまして、当該情報の取り扱いにつきましては、お客様が独自に精査しかつ確認なさることをお願い申し上げます。また、当該情報のご使用によって発生しました損失および損害につきましては、法律によって規定されるもの以外、当社は一切の責任を負わないことをご了承ください。


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