サーモクロミック顔料について

サーモクロミック顔料は、粉末状マイクロカプセルの形状をしております。この顔料の粉末は特定の温度以下で発色し、加熱されるとある温度(活性化温度)範囲で無色に変化します。当社では、バリエーション豊富な色と活性化温度を有するサーモクロミック顔料を取り揃えております。

<色と活性化温度>

活性化温度とは、“インクの色が無色または淡色へと変化する温度”であると定義されます。インクが完全に無色または淡色に変化するまでの活性化温度の範囲内では中間の色を呈します。色の変化は可逆的で、冷却すると色は元に戻ります。

<色の種類>

黒(Black)、青(Blue)、マゼンタ(Magenta)、緑(Green)、橙(Orange)、赤(Red)、紫(Purple)の7色がありますが、混合によりご希望の色を調製することもできます。

<活性化温度範囲>

10℃から69℃まで設定できます。

フォトクロミック顔料は、冷暗所で保存すると優れた安定性を示します。長時間紫外線や高温に晒されるとその機能が損なわれます。25℃以下で保存してください。但し、冷凍するとカプセルが損傷されるため、冷凍では保存しないでください。

<スペック>

固形分  : 98%±2%
粒 径  : <6μ

<保存と取扱い>

サーモクロミック顔料は、他の顔料と比較して溶剤、紫外線、pH、せん断力および温度の影響をより受けやすくなっております。 サーモクロミック顔料は、冷暗所に保存すると優れた安定性を示します。長時間紫外線や高温に晒されるとその機能が損なわれます。25℃以下で保存してください。但し、冷凍するとカプセルが損傷されるため、冷凍保存はしないでください。

<耐久性>

サーモクロミックマイクロカプセルは、外的条件や外的要因に対して非常に影響を受け易い物質です。耐久性に関する詳細につきましては以下の項目をご参照ください。

<物理的耐久性>

サーモクロミック顔料は、輸送時に固まっている場合があり、使用前に粉末に戻す必要があります。この顔料は、ほとんどの一般的分散方法に対して耐久性があります。また、カプセルは一次粒子の形態をとっているため、強いせん断力は必要ありません。せん断エネルギーがかかり過ぎた場合(例えば、ビーズミルを使用した場合)、マイクロカプセルが破壊されてサーモクロミックの機能は失われます。

<耐光性>

サーモクロミック顔料は、長時間紫外線に晒されるとその機能を失います。

<耐熱性>

サーモクロミック顔料は、50℃またはそれ以上の高温に長時間晒されると分解します。

<耐薬品性>

サーモクロミック顔料は、使用する溶剤の種類によって耐久性が異なります。極性溶剤はマイクロカプセルを損傷するので、使用を避けてください。

このテクニカルデータシートに収載されている情報は、当社の経験的知見と様々な文献から得られたデータから蓄積されたものです。当該情報は正確なものではありますが、その完璧性あるいは正確性を何ら保証するものではありません。当社の製品を使用して試験を行う場合には、条件設定を十分検討することをお薦めいたします。また、記載された情報の信頼性は、環境や条件によって変化するものであることをご理解ください。従いまして、当該情報の取り扱いにつきましては、お客様が独自に精査しかつ確認なさることをお願い申し上げます。また、当該情報のご使用によって発生しました損失および損害につきましては、法律によって規定されるもの以外、当社は一切の責任を負わないことをご了承ください。


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